厚生労働省は2026年10月28日、「労働者派遣事業及び有料の職業紹介事業の許可を取り消しました」と発表しました。人材の採用を外部のサービスに頼っている会社にとっては、取引先の状況を確かめるきっかけになる発表です。お客様から「人が採れない」と相談を受けている行政書士の先生にとっても、採用の入口を点検する話題として使えます。
厚生労働省は何をいつ発表した?
厚生労働省は2026年10月28日付の新着情報で、労働者派遣事業および有料の職業紹介事業の許可を取り消した旨を公表しました。取り消しの対象となった事業者や理由、取消しの日付などの詳しい内容は、厚生労働省の発表ページに掲載されています。対象事業者名や個別の取扱いについては、一次情報である厚生労働省の発表をそのままご確認ください。当サイトでは、発表に書かれていない内容を補って書くことはいたしません。
- 発表元:厚生労働省
- 発表日:2026年10月28日
- 内容:労働者派遣事業および有料の職業紹介事業の許可の取消し
- 詳細(対象事業者・理由・日付など):厚生労働省の発表をご確認ください
この発表は採用担当者のだれに関係する?
厚生労働省が公表した許可の取消しは、人材派遣や有料の職業紹介を使って人を採っている会社の経営者・採用担当者に関係します。中小企業では、採用の多くを紹介会社や派遣会社に任せているケースも少なくありません。許可を前提にしたサービスを利用している以上、取引先がどのような状況にあるかは、会社として気にしておきたいところです。
行政書士の先生がお客様と話すときには、「いま採用をどこにお願いしていますか」「紹介や派遣に、年間いくらかけていますか」と伺うだけでも、お客様の採用の全体像が見えてきます。厚生労働省の発表そのものは短いものですが、お客様に「こういう発表が出ていますよ」とお伝えすること自体が、採用の話に入るきっかけになります。
外部に頼る採用と、自社で採る採用のバランス
人手不足の業界では、紹介や派遣に頼る割合が高くなりがちです。厚生労働省の今回の発表のように、外部のサービスは行政の許可のもとで運営されているため、会社側ではコントロールしきれない事情も起こり得ます。だからこそ、自社の求人票や採用ページを整えて、自前でも人を集められる状態をつくっておく意味があります。
行政書士の先生が許認可でお付き合いのあるお客様は、建設・介護・運送・飲食など、人手不足に悩む業種が多いはずです。許認可の申請が終わったあとも、求人票の書き方、求人サイトの運用、面接や定着の工夫といったテーマでお役に立てれば、単発のお仕事が毎月のお付き合いに変わっていきます。採用支援は、士業の先生が取り組みやすいストックビジネス(毎月入る収入)のひとつです。
先生が次に確認すること
今回の厚生労働省の発表を受けて、行政書士の先生に確認していただきたい点を整理します。
- 厚生労働省の発表ページで、許可取消しの対象や内容の詳細を原文で確認する
- お客様が人材紹介・派遣をどの程度使っているか、採用にいくらかけているかを伺う
- 求人票や採用ページなど、自社で採るための準備ができているかを一緒に見直す
個別の契約の扱いや法令上の判断については、一次情報の確認と、必要に応じて所管の窓口や専門家へのご相談をおすすめします。まずは、お客様との会話の糸口として、この発表をお使いいただければと思います。